岐阜県の郡上観光の足で、あくだ渓流苑にやって来ました。
郡上と言えば、鮎を代表に、川魚の宝庫ですよね。
にこみいるの場合、釣りと言っても、まだまだ超々初心者の超が取れません。
それでもいつかは川に出てみたいと思っているのです。
以前、飛騨小坂でマスが釣れたので、今回はもう少し難しいと言われるアマゴ・イワナに挑戦してみようと思いました。
こちらはマスと、アマゴ・イワナが別の池になっているので、私の目的にピッタリと思ったのでした。
民家の庭の池が釣り場になっている感じで、アットホームな「庭園釣り堀」です。
手ぶらで立ち寄り、気楽に川魚の釣りが楽しめるので、観光の一環として良いですよ。
基本情報
所在地:岐阜県郡上市八幡町安久田2373-1
電 話:0575-65-6778
定休日:火曜日、他不定休
営業時間:夏季土日祝:10:00~16:30(入場 14:45まで/平日は14:00まで)
冬季土日祝:10:00~16:00(入場 14:30まで/平日は13:00まで)
料 金:お遊びコース 貸竿1本300円 4本1,000円
魚代 無料(釣れないこともあり)
買上げコース 貸竿400円
魚代 マス240円/100g
アマゴ・イワナ360円/100g
魚処理(串刺しまで)50円/尾 基本は自分でさばくため無料
調理 唐揚げ250円/尾 塩焼きは自分で焼くため無料
ロケーション
最寄りの郡上八幡ICからは国道156号を岐阜方面に向かい、高架を過ぎたところですぐに左折し山の中へ。
八幡町市街の宿からでもほぼ同じ。
大滝鍾乳洞へ行く道です。
車で約15分ですが、左折すると上り道になり山の中に入っていきます。
うねうねと山道を走り、途中には数軒の民家もありますが、基本的に山の中。
大滝鍾乳洞の700m手前のポツンと一軒家、360度山中にあります。
一見料理屋さんか民宿かと思いました。大きな建物です。
タイトル下に使った写真の広めの池がマス池。
アマゴ・イワナ池はこちら、やや小さめのものが2~3あります。
お遊びコースは一種の賭けか
こちらの特徴的なところは、「お遊びコース」なるものがあることです。
どういうことかわからなかったので聞いたところ、釣れるかどうかは運か?技術か?といった感じのものでした。
竿を1本300円で借りて釣りますが、釣り糸が切れたら終了。
続けるならもう1本竿を借りる必要があります。
なので、4本まとめて1,000円で借りる方が多いそうです。
もし釣れたら、魚は何尾でも無料でもらえますが、1尾も釣れないこともある訳です。
その秘密は、釣り糸が違うそうなのです。
買上げコースの糸は普通の釣り糸ですが、お遊びコースの糸は細くて切れやすい、特殊なものだそう。
魚がかかった時、真下に引っ張られるなら糸は切れませんが、左右など変則的に引っ張られると切れやすいのだとか。
ここが運か、技術かというところなのです。釣れている人もあるようなので。
なんだか金魚すくいを連想しました。
今回の私の目的には合わないのでパス。
買上げコースならほぼ確実に釣れるかも
こちらは糸が切れても無料で交換してもらえます。
釣れた魚はすべて買い取りなので、釣り過ぎ注意です(笑)。
ここで一つ気が付いたことが。
前日郡上の町に泊まったので、私が朝一番の客だったためか、魚にとっては「今日初めてのごはん!」だったのかもしれません。
8分に1尾のペースで釣れてしまうので、ちょっと困るくらい(笑)。
ああ、これが釣り堀。
ただしお客さんが多い時間帯は、そんなに早くは釣れないそうですが。
7尾釣って魚代が2,100円くらいかかったはずなので、1尾平均300円、83gくらいといったところでしょうか。
(領収書をもらい忘れたので、正確かどうか心配ですが)
私の後に家族連れが1組ありました。リピーターのようです。
こちらもアマゴ・イワナの池にいらっしゃいました。
釣ったばかりのアマゴ・イワナを焼く
自分でさばけば処理代がかかりません。
今回はさばいてもらい、その様子を見させてもらいました。
さすがに手際が良いし、エラもきれいに取られる様子が勉強になります。
合計7尾で処理代は350円。
そのうちアマゴ・イワナを1尾ずつ焼いて、それを昼食にすることに。
残りは自宅用と友人に土産です。
自分で焼くので、焼き代無料。
2尾焼いても魚代と処理代と(竿代÷7)で合計757円!
計算合ってます?
お値打ちですよね。
下呂市内のお食事処ではアマゴ・イワナの炭火焼き、1尾が750円でしたからね。
ただ炭火なので、自宅で焼くのと焼き具合の勝手が違いました(汗)。
下処理から、焼いて食べきるまでに1時間ほどかかります。
込み合うともう少しかかると思われるので、余裕をもって計画した方が良いです。
私の場合、1時間釣っていたので、合計所要時間は2時間でした。
食事は―施設内はあくまでも軽食、メニューは少ない
飲食物の持ち込みは有料です。
禁止ではないのですね。一人100円です。
ここで昼食にするなら、何か持ち込んでも良さそうです。
飲料の自販機はあります。
食事としては焼きおにぎりやうどん・そば、焼きそば等があり、300円~550円。
これに焼き魚か魚の唐揚げ(揚げ代50円/尾)を加えれば昼食にできます。
地元名物の鶏ちゃん1,300円か、明宝ハムBBQ1,800円を組み合わせるとなると、ちょっと割高?
アイスクリームやかき氷は夏に嬉しいですが。
つかみ取り・デイキャンプが可能
釣りだけでなく、魚のつかみ取りができます。
時期:ゴールデンウィーク・夏季
時間:20分間 5尾 2,500円
1度に1家族または団体、8人くらいまで。
捕まえた魚は塩焼き・唐揚げ・持ち帰り可能
デイキャンプは
時間:10:00~15:30
料金:人数によりBBQハウスの使用料(テーブル使用料)が変わります。
1テーブル 1~6名 1,500円(炭付き)~ 全部貸し切り 30名まで 10,000円
飲食物持ち込み+ごみ処理料 1人200円
食材は奥美濃古地鶏・牛ホルモン等ありますが、材料によってそれぞれ料金があります。
野菜はないので、持ち込みで。
焼き網はありますが、鉄板・トング・調味料はありませんので、持参が必要です。
まとめ
●練習のつもりで訪れたのですが、まさかの入れ食い状態で、修行とはなりませんでした。
●観光アクティビティとしては手軽で良いです。
●釣りのコースは計3コース ①お遊びコース ②マス買上げコース ③アマゴ・イワナ買上げコース
●自分でさばく・焼くことで処理代・調理代が無料。他所のお食事処の半額で食べられます。
●釣りだけでなく、つかみ取りやデイキャンプができます。
●細かい料金設定がありますので、よく確認することが必要です。
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