昔、道に迷った猟師が神に祈ると、白い鳩が現れて里へと導かれ、無事下山することができたという伝説の滝です。
他の方々の滝の写真が素晴らしく、ぜひ見てみたいと行ってきました。
ところが筆者にとっては、一種の秘境だったのです。
道が険しいのでもなく、伝説のように迷った訳でもありませんが、断念せざるを得ませんでした、
とても残念でしたが、今後行かれる方にはぜひ辿り着いて欲しいので、後学のためにその道の様子を詳しくご案内します。
まずは和良川公園オートキャンプ場が目印
ナビに直接「御手洗の滝」と入力すると、ナビによってはとんでもない所を示したりするので、まずは和良川公園オートキャンプ場を目印にして下さい。
オートキャンプ場は、郡上八幡ICからは国道156号線経由、256号線を東に約30分。
飛騨金山・下呂方面からは国道41号線から256号線に入り約30分。
滝はオートキャンプ場の奥にあります。
林道の終点が転回場兼駐車場になっているので、そこまで車で行けます。
下の写真がオートキャンプ場の入り口です。
舗装された林道を車でまっすぐ進む
入り口からまっすぐ進むと林道に入ります。
そのまま進むと途中で作業道の角に出て、滝まで800mの標識があります。
さらにまっすぐ進みます。
道は舗装されており、進行方向に向かって左側に川が流れています。
この先に、滝があるということですね。
夏でも涼しく、森林浴が気持ち良いです。
わだちがくっきりと残っています。
ここが林道の終点、転回場です。
まあまあの広さがあり、駐車も可能です。
御手洗の滝の案内板があり、滝まで300mの表示もあります。
この先は舗装されておらず、徒歩でないと行けない道になります。
舗装されていない山道を徒歩で進む
丸太をつないだ橋や石段で整備されていて、まだ大丈夫。
あとどれくらいかな。
こんな感じでこのまま滝まで行けるのか、楽勝じゃん。と思いきや。
えっ、行き止まり?―最後に現われたけもの道
突然行き止まりになりました。
…いや、ひょっとしてこれ?
右側に、わずかに石段のようなものが見えます。
この細い道をたどって、藪の中に潜りこまなければいけないんでしょうか。
そのようです。左側は川ですし。
おそらく、距離的には滝はもう目の前ではないかと思われます。
…川を上るという方法もありますが…。
先がわからないので、ここで断念しました。
筆者は甲虫(カブトムシとかカミキリとか)やセミ、蛾くらいならさわれますけど、それ以外はカンベンして下さい。
こういうけもの道のような所はマダニとかヤマビルとかの対策もして、完全防備の服装でないとまずいのではと思いました。
なんてカッコつけなくても、正直に言って筆者の場合は、たとえ完全防備でも怖くて進めないと思いました。
ああ残念。
多分、下の写真の左奥くらいに、滝があるのではないでしょうか。
ということで、下の滝の写真はパンフレットから転載させていただきました。
期待された方、すみません。美しい写真はどうぞ他の方々のサイトをご覧ください。
チャンチャン。
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