暑いですね!
本日2023年7月26日は、埼玉で39.7℃になったとか。
地球温暖化のせいか、近年は猛暑が当たり前になってしまいました。
春頃はラニーニャにもかかわらず、チベット高気圧のせいで冷夏にはならないと言われてましたよね。
その後夏に向かうにつれエルニーニョになり、結局やっぱり猛暑になってしまったようです!
そんな日が続いていますが、1週間ほど前に、我が家のお風呂に異変が起こりました。
いつものようにお湯でなく、水で浴槽が一杯になっていたのです。
シャワーを出すと、設定温度よりもめちゃくちゃ熱い!
これは?給湯器の故障⁉
取り扱い説明書にも書いてなく(?)、取り付けてもらった販売店に電話するとウチでは対応できないとのこと…。
どういうこと?
給湯器の異変の様子
我が家のお風呂はオート・ガスふろ給湯器の一体型という機器です。
「あと5分でお風呂に入れます」という音声案内があるヤツです。
たまたま「ちょっと早いけどそろそろ入りたいな」と思い、見に行ったところ全くの水だったので、驚いて「自動」のボタンを押して止めました。
設置から10年ほど経っているので、ついに具合が悪くなったかな、と思いました。
いつも点いてるはずの
炎のマークがないわ!
「追い炊き」ボタンを押すと普通に炊き始めたので、それで適温にしてその日は入浴を終えたのです。
それにしても、シャワーを使えばやけに熱いし、これは絶対設定温度を超えている!
夏はシャワーだけで済ますことも多いのに、これでは困ります。
次の日も、次の日も同じでした。
水と熱湯! やっぱり給湯器がおかしい‼
訳が分からず、一瞬不審に陥ってしまった
取扱説明書を読んでみても、ネットで調べてみてもわからないので、販売店に電話したのです。
感じの良いお姉さんが「それはお困りですね」と一旦話を聞いてくれて、折り返して連絡を下さるとのこと。
でも結局「ウチでは対応できないので、メーカーの方から連絡してもらいます」とのことだったのです。
メーカー?そんなに大それたこと?
1時間ほどで電話がかかってきましたが、「夏に良くあることなので、どうしようもありません」と言うではありませんか。
どうしようもないと突き放されても、筆者の頭ではなおさら対処もできない。
知識のある方や、察しの良い方は分かるのかもしれませんが、おひとり様シニアウーマンにとっては訳がわかりません。
向こうもそれ以上言わないし、こちらもこれ以上何をどう聞けば良いかわからないけれど、「そうですか」で終えることもできないではありませんか。
どうやら近くにおられるらしいので、ともかく訪問してもらうことにしたのです。
もちろん「出張費」は覚悟。
結論、猛暑で地中の水道管が熱くなっているから
結論はこうです。
地中を通っている水道管が猛暑のせいで熱せられ過ぎており、通常運転では設定温度よりも高温の湯を張ってしまうので、それを避けるためのシステムなんだそうです。
あの、熱すぎるシャワーの湯が浴槽に張られてしまうのと同じことを、避ける意味があったのですね。
それを電話の時に言ってくれれば良かったのに、とも思いましたが、器械を通して話すとどうやらお互いに会話能力がうまく発揮できなくなるようです。
夏になると、こういう問い合わせが殺到するのだとか。
どこかを直す訳でもなく、ほとんどは点検する必要もない事例で、出張費だけかかるのも申し訳ないので、「ああいう言い方になった」のだそうですよ。
でも、訳が分からなかったら、やっぱり来て欲しいと呼ぶのではなかろうか。
販売店もトラブルになりやすいので、対応を避けたかったのかもしれません。
それよりも前に!
実は「取り扱い説明書」にちゃんと書いてあったのです!
■湯はり中に燃焼ランプが点灯しない (浴槽に水がはられる) ●給水温度が高いときや、給水圧が低いなどにより湯はり時の湯量(お湯の出具合)が少ないときには、水を加熱しないで浴槽にはった後、追いだきをしてふろ設定温度まで沸かし上げることがあります。これは、ふろ設定温度よりも高い温度のお湯を浴槽にはるのをさけるためで、異常ではありません。
筆者の読解力がなくて、これがそうだと気づかず、「湯温がおかしい」のようなものを探していたのでした!
落ち着いてよく読めば良かったのか。
説明を聞いた後で、(このことか)とわかりましたが、できれば「夏に」とか書いてあると有難いですね。
びっくりして手動で追い炊きしたけれど、今まで気がつかなかっただけで、実は自動でも水から追い炊きしていたということがわかりました。
水温が高いから、すぐに設定温度になりますし。
最後まで放っておけば、ちゃんと普通に入れる湯温になったようです。(シャワーは水を足す以外にないらしいですが)
出張費は6千円ちょっとの所を6千円におまけしてもらえました。
まあ、故障して修理費がかかるか、買い直さなければならなくなるよりは、安く済んだことにして、理由がわかっただけでも良しとしました。
筆者の想像力の無さが招いたとはいえ、高い授業料でした。あ痛ー。
暑さ厳しき折、皆様もお体と懐具合をご自愛下さい。
チャンチャン!
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