藤色という名前があるほど美しい藤の花。重なった花房の織りなす藤色はとても幻想的です。
愛知県江南市の曼荼羅寺公園の藤は有名ですよね。
2024年の「こうなん藤まつり」は4月15日から5月5日までです。
4月下旬頃が見頃、といった案内が多かったのですが、ただ藤に限らず、花の開花時期というのはホントに難しくて。
例えば年々開花が早くなっているといっても、今年の桜は予想に反して遅かったですよね。
そこで、では藤も?とはならないようです。
加えて自分のスケジュールを「見ごろ」に合わせるのはさらに難しいのを痛感します。
いつもなら車で平日に出かけることの多い筆者ですが、今回はゴールデンウィークの休日に入ってからの花見となりました。
その結果は筆者的にはちょっと残念でしたが、祭りの様子や休日の混み具合が、今後の参考になればと思います。
「見ごろ」の情報を得たらすぐに見に行くべし
2024年4月29日、10時に到着しました。
遅咲きの「野田白藤」のみが見ごろで、美しく咲いていました。香りもとても良いです。
もう1種類の白藤である白カピタンはもともと早咲きなので、房は残っているものの、もう艶がありませんでした。
藤色の藤はほとんどの種類がほぼ終わりといっても良い状況で、わずかに八重咲きの、ブドウのような房の「八重黒龍」がまだ健闘しています。
ただ写真では蔭になっていてわかりにくいですが、枯れた花がらが落ちずに付いていて残念。
ほかの藤色やピンクの種はほぼ花も落ちて残念でした。
牡丹も2・3株を除いてほとんどが散っていました。残念。
これを見ても思うに、「見ごろ」という情報を得たら、まあその日は無理としても、なるべく早く見に行くことですね。
筆者は実際に言った方のインスタグラムを見ていながらも、スケジュールが合わず、1週間くらいはもつだろうと思ってしまったのでした。
まつりの期間は多めに取ってありますが、もちろんその間ずっと美しく咲き続けるという保証は、どこにもありませんもんね。
年々開花が早まっているので、主催側としても今年はまつりの開催を早められたのだそうですが。
曼荼羅寺境内と公園の様子
曼荼羅寺の参道です。
このあたりは両側に屋台が出ているし、前の道から中に入ろうとする人とで、渋滞しています。
境内に入ってしまえばそれほどの混み方でもありません。
あ、でも飲食のできる出店や椅子の並べてある休憩所には、たくさんの人がおられましたね。
屋台にはおなじみのたこやき・やきそば・ベビーカステラ、珍しい所では本場のインドカレーや小さいお子さん向けに宝石すくいなんてのも。
オープニングイベント(土)の他は日・祝日にステージでいろいろなイベントがあり、この日は和太鼓のパフォーマンスがありました。
この後に地域独自の、お嫁さんとお姑さんが登場する「嫁見まつり」や音楽ライブがあったようです。
藤の様子がちょっと寂しいのがお分かりですか。
駐車場案内
江南市観光協会のHPに駐車場の案内図がありました。
交通整理や駐車場案内の係の方が立っておられるので、指示に従ってください。
シャトルバス発着所の、道を挟んだ向かいにも P と書いた黄色の看板があり、そこからも誘導されていましたよ。
この道はシャトルバスを降りたすぐの角から、まっすぐ曼荼羅寺まで続く裏道で、これだけ広いんですが下の地図では細く描かれています。
曼荼羅寺正面、下の地図でいえば前飛保⇔江南団地南間の道は、この日特に渋滞していました。
こちらはあまり広くない道なので、人も車もお気をつけて。
この道沿いの駐車場に停めたくても、空きがなければ待っている訳にも行かず、一旦通り過ぎることになります。
11時頃には満車だったようで、誘導の方に不満を言っておられる方も見受けましたよ。
①~⑭までの駐車場も、収容台数こそ全部で150台可能だそうですが、臨時駐車場なので各々そんなには広くありません。
周辺にもコインパーキングは見当たりませんでした。
だからのシャトルバスおすすめです。
休日はシャトルバスがストレスなくて良いです
筆者はたいていの場合平日に車で出かけるのですが、この日は珍しく祝日のお出かけ。
いつもと異なり絶対混むに違いないと思い、フラワーパーク江南に車を置いて、シャトルバスに乗りました。
土・日・祝のみ、無料のシャトルバスがおもしろい間隔で走っています。
ちょい乗り遅れがすぐに回収できるカンジ?
コミュニティバスのような小さいものではなく、町中を走る路線バスの大きさです。
ルートは折り返しではなく、①すいとぴあ江南⇒②フラワーパーク江南⇒③音楽寺⇒④曼荼羅公園⇒③音楽寺⇒①すいとぴあ江南⇒
のように、周回しています。
実は9:13発車に間に合わず、次のバスまで30分の待ち時間がありましたが、大丈夫。
フラワーパークだけあって、広い敷地に花がたくさん!
次に来る機会があれば、ここを目的に来ても良いなと思ったくらいで、あっという間に30分が経ちました。
これは帰りの発着所の様子ですが、往き帰りともバスの車内もあまり混んでなく、楽でした。
と言っていると、次からはシャトルバスの方が混むようになったりして?
利用者の人数を調査しておられるようだったので、あまり混むようであれば来年もしかしたら増便されるのかもしれませんね?
まとめ
開花時期については気候状況によるので、例年の情報があてになりません。
今どきはインスタグラム等、実際に行かれた方の情報も入手できますから、常に最新情報を仕入れる必要があります。
そして「見ごろ」となったら、すぐに見に行くことをおすすめします。
1週間くらいはもつだろうと思ってはいけません。(筆者の失敗はそれです)
臨時駐車場はありますが各々そんなに広くなく、特に土・日・祝日は混むので、誘導員に従ってもすぐに停められるとは限りません。
休日ならシャトルバスが出ているので、初めからシャトルバス利用のパークアンドライドがストレスなく、おすすめです。
この次は快適に、見ごろの藤を鑑賞できますように。
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