QOLとは、クオリティ・オブ・ライフの略で、「生活の質」「生きがい」「満足度」という意味があります。
お金のあるなしに関係なく、ひとりひとりが自分らしく人間らしい生活を送り、幸福を見出そう、という考え方です。
それは誰にとっても必要なことですね。
長年介護の現場で、QOLを向上させるためにどうすれば良いか、利用者さんや職員たちと考え実践してきました。
今後は介護が必要になる前に、QOLを考えたい。
このブログを心身の健康や栄養、趣味、料理など、生活を楽しむための同好会のようなものにしたいと思い、名前にしました。
QOLは元々は医療とともに発展してきた考え方です。
かつて医療の現場では、ケガや病気の治療だけにとらわれていた時期がありました。
制限も多く、かえって患者さんの心身の負担が重くなってしまうことがあったのです。
その反省から、障害があってもその人らしい、満足のいく生活ができることを重視する考えになっていきました。
収入や財産を元に算出される「生活水準」とは別のものです。
お金のあるなしに関係なく、というところが良いですね。
現在では介護や福祉の現場でも重要視されるようになりました。
介護のことを語る時には、QOLもそうですが、難しい専門用語が山ほどあります。
それらの記事を書く時は、なるべく平易な言葉で書くつもりでおります。
どうぞよろしくお願いします。