岐阜県高山市の飛騨一之宮を旅行中、宿に置いてあったパンフレットを見て、寄ってみました。
「鱒蔵(ますくら)」という名前の通り、ニジマス中心の釣り池です。
敷地が広く、エサ釣り専用の池とルアー等専用の池が別々になっています。
パンフにはイワナの写真も載っているので、ルアー池の方にはイワナもいるのかな。
夏休みに入ったこともあって、お客さんは親子連れの方がほとんどでした。
ルアーにも興味津々なのですが、今回は観光メインだったので、ちょっとだけ慣れたエサ釣りでお邪魔しました。
ルアーの方も次回に備えて、少し情報収集しましたよ。
ロケーション
有名な観光地、高山の市内を流れる宮川の少し上流にあります。
付近には飛騨一之宮水無神社や臥龍桜があり、パワースポットの位山があり、冬はスキー場(モンデウス飛騨位山スノーパーク)もすぐそばです。
JR高山駅からは車で25分、飛騨一之宮駅からは10分程度。
県道453号から、パンフにあった狭い橋を見つけて、渡るともう目の前でした。
ナビだともっと上流に大回りするんですよ。
下の写真の右手の山の方から入ってきました。
左側の森が、位山に続く森でしょうか。
手前の砂利の区域が駐車場、トロッコのようなものの向こうの草地が、キャンプ場のフリーサイトの一つのようです。
広い敷地です。
基本情報
■所在地 岐阜県高山市一之宮町1738-2
■電 話 080-4843-7799
090-4465-8101
■釣り堀営業時間 7:00~17:00(季節により時間変更&冬季は休業もあり)
■予約不要(平日は不在の時もあるので、事前に確認が望ましいそうです)
■ルアー・フライ・テンカラ料金
1日券 (キープ匹数) | 半日・4時間券 (キープ匹数) | 2時間券 (キープ匹数) | 1時間券 (キープ匹数) | |
男 性 | 4,300円 (5匹) | 3,500円 (3匹) | 2,800円 (2匹) | 1,800円 (1匹) |
女 性 | 3,500円 (4匹) | 2,800円 (2匹) | 2,500円 (2匹) | 1,500円 (1匹) |
子 供 幼児・小中学生 | 2,000円 (2匹) | 1,500円 (1匹) | 1,300円 (1匹) | 1,100円 (1匹) |
男女ペア 高校生親子 | 7,000円 (2人で6匹) | 6,000円 (2人で4匹) | 4,300円 (2人で3匹) | 2,800円 (2人で2匹) |
中学生以下の 親子 | 6,000円 (2人で6匹) | 4,500円 (2人で4匹) | 3,800円 (2人で3匹) | 2,500円 (2人で2匹) |
半日券:午前券/OPEN~12:00 午後券12:00~CLOSE
キープ匹数=持ち帰り可能匹数のこと それ以上は1匹320円で持ち帰り可能
レンタルロッド料金 ルアー1,100円/フライ1,500円 (各ネット付き)
ルアー紛失の場合は種類により200円~500円
■エサ釣り料金(夏季つかみ取り料金も同額)
時間・匹数制限なし | |||
体験料 (入場料含む) | 660円/人(大人子供同料金) | ∔ | ■持ち帰り 釣った匹数×350円 ■塩焼き 釣った匹数×600円 |
入場料 釣りをしない方 保護者・付き添い | 220円/人 |
体験料にエサ・竿・バケツ含みます。
釣った魚はリリース不可、全部買い取りになります。
1号池はルアー・フライ・テンカラ専用
受付のすぐ前が1号池で、ルアー・フライ・テンカラ専用池でした。
たくさんの魚影が見えています。
開いたばかりだったのでお客さんもまだちらほらですが、時間がたつにつれ、次々と来られました。
たくさんのロッドやルアー等を大きな道具箱で広げる方もあり、短めのMYロッド持参の小学生の子もいて、ルアーが人気なのがわかります。
親子連れ2組が1時間ほどで帰られました。
私もルアーの練習にちょうど良いかもしれませんね。
初心者にはスタッフの方がその時にあったルアーを付けて、投げ方等の簡単なレクチャーもいただけるそうです。
2号池がエサ釣り専用
2号池がエサ釣り専用池です。1号池よりはやや小さめ。
私はこちらで、マス ONLY。
エサはなんと魚肉ソーセージを細かく切ったもの。
女性も扱いやすくて嬉しいですが、これで釣れるとはびっくり!
最初はこちら側の、ちょっと横木が見えている位置から糸を垂れてみました。
すると5㎝ほどの小魚がワッと寄ってきて、つつく、つつく。
針を飲み込む心配がないからか、群れになって平気で寄って来るんですよね。
手ごろな大きさのものは、ほとんど無視するか、寄ってきてもすぐにプイっと行ってしまう。何故⁉
まるで小魚の群れにエサをあげているだけ。
私が嫌がってすぐに針をあげてしまうのを、見知らぬおじさま(ゴメン、うんと年下なのは明白)が「もう少し我慢して待たなくちゃ」と。
違うんですってば。
小魚が…と、理由を言うと「ああ、そうなんだ」。
池の日向は水温が高く、魚も不活性だったか
次第に日が上がってきて私も暑くなったので、だめもとで森の木陰に移動しました。
するとさっそく1匹かかったんです。
2匹目もすぐでしたが、上げている途中に釣り落とし。
飲み込むまで待つべきなのかと見計らったら、今度は刺さった針の向きがわからず、なかなか外せない(汗)
これは待ち過ぎでした!
結局ペンチのようなもので針を切ってしまい、竿の交換料が220円かかりました(涙)。
でも日陰が良かったのか、次々ヒットしていつのまにか6匹。
もちろん日陰でも相変わらず小魚は寄って来るんです。
でも先ほどと違うのは、小魚を振り切って入れ直すと、さっと普通サイズのものが寄ってきて、かかってくれるようになったんです。
動きの素早さが、日向とは全く違う。
そうか、マスって冷たい水を好むんですよね。
池では流れもないし、日向の水温は魚も暑かったと見えます。
ちょうどエサもなくなり、今日はここまで。
実質1時間半くらいでした。
受付の前のさばき台で自分でさばき、氷をもらって持ち帰ります。
こちらで焼いて食べてもOKです。
利用料合計とモデル利用料
■今回の私の利用料は
体験料660円+竿交換220円+6匹×350円=2,980円 でした。
■父・母・小学生・幼児の4人家族でシュミレーションしてみると、
<父と小学生の子でルアー1時間、親子でロッド1本レンタル>
ルアー1時間親子券/2,500円
レンタルロッド1本/1,100円
<母エサ釣り体験・幼児入場のみ>
エサ釣り体験料 660円
幼児入場料 220円
<魚持ち帰り>
エサ釣り分 (2匹×350円) 700円
ルアー釣り分 (2匹×0円) 0円 (1時間券に含む)
合計 5,180円 となります。
観光中のアクティビティの一つとしても、手ごろではないでしょうか。
まとめ
鱒蔵はニジマス中心の釣り池とキャンプ場です。
ロッド・ルアー等、MY釣り具の持ち込みOK、レンタルも可能。
故にエサ釣り・ルアーとも、手ぶらでもOKです。
基本的に予約不要なので、旅行中思い立って飛び込んでも大丈夫。
練習中の小学生からベテランさんまで、幅広く訪れる釣り池のようです。
初心者には、簡単なレクチャーもしてもらえますよ。
高山という有名な観光地に近く、観光のアクティビティとしても、おすすめです。
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