はじめまして。にこみいると申します。
二十歳前に呪いともいうべき怖い占いに遭遇し、おびえながら約半世紀を過ごした、眠れなかった森のブスです。
誰も来なかったので、自分で呪いを解きました(笑)。
子供のころから周りに影響されやすい、おとなしい人間と思っていたのに、実はそうではなかったのです。
にこみいるとは
出 身 地 東海地方
趣 味 ガーデニング、旅行、ブログ
好きなこと 田舎暮らし
花を見ること
星を見ること
略 歴
1955年 東海地方の中都市に生まれる
中学時代 絵を描くのが好きで、漫画家になるのが夢でした
高校時代 美術系大学を目指すも、失敗
19歳 怖い占いに出会う
21歳 大手保険会社に事務職で入社
23歳 デザイン事務所に転職、その後版下業で独立
40歳 版下業閉鎖
母の病気を機に扶養、保険の営業を始める
53歳 自治会運動に参加
介護職になる
56歳 母認知症 在宅にて介護
59歳 母逝去
65歳 定年を機にブログを始め、現在に至る
森の美女時代
のっけから、胡散臭い書き出しで申し訳ありません。
19歳で呪いの占いに出会ってしまい、森の美女(この頃はまだ美女、と言わせて)はそれだけでもかなりビビりました。
21歳、父のつてで大手の会社に中途採用されましたが、23歳の時好きな仕事に就けるチャンスをつかみ、転職。
そうしたら、初出社の3日前に、突然父が他界したんです。
うそみたい ホントの話?
実話です。若き美女にとってはかなりの衝撃でしょう?ばちが当たった!と思いました。
暗い運命を背負わされたようで、人生の前半は私自身が本当に暗かったと思います。
やがて月日は流れ、事務所の先輩方が独立していくのに続いて、私は表舞台のデザインではなく、裏方の版下業(印刷業の一種)で独立しました。
楽しい時代が10年ほど続きました。
そのうちに、世の中にパソコンが現れ、デザイン業界にはMacが登場してきます。
大きい会社から始まり、徐々に個人のデザイン事務所にも普及し始めて、文字を作る写植屋さんや私のような版下屋がだんだん無用になっていきました。
「これからはMacの時代」。当時は1台300万円もし、「使いこなせなければ高い置物」になってしまいます。
知力も財力もない私は、断念せざるを得なかったです。
仕事が少なくなっていく中、バイトに行った先で、数字や名前を打ち込むだけのパソコン仕事が与えられました。
言葉は知りませんでしたが、OSが違うんだとはわかりました。
そんな時に今度は母が大病をしてもう働けず、諸般の事情で私が扶養することになったのです。
森のブスの覚醒
さて、ここで森のブスが覚醒。
版下業を閉じ、生命保険の営業をする決心をします。
他社の事務員時代に、営業の人がどんどん成績を上げて、家を建てたと言うのを知っていたから。
…皆が皆、そんなうまい具合にはいかないんですけどね。トホホ。
母がこれまた諸般の事情で無年金だったので、2人の生活は私の細腕にかかっていたのです。
初めての頃は、玄関のチャイムを押して留守だとわかるとホッとする、その繰り返し。営業にあるまじき状態でした。
それでも徐々に慣れ、お客さんには好評をいただけるようになりました。
社内のFP試験で名ばかりの資格は取るものの、相変わらず成績はパッとせず、バイトも続けながらまた10年!
今度は保険会社が次々潰れる時代になりました。
解約防止に奔走し、所内で1位と褒められましたが、成績とは別。ノルマがクリアできず、在職資格落ちに(つまりクビ)。
世の中甘くないですね。(涙、涙)
気が付くのが遅かったのぅ
まぁ、ズルズル続けていくよりここで見切りがついて、よかったんでないかい
進化と発見
求職中はいろいろな業種を試しました。ブライダルの案内、配置薬の営業、コールセンター、飲食店や施設の厨房、等々。
そのさなかに自治会長の役が回ってきて、これまた大変。
初めての自治会仕事に加え、ある団体の不正に対し、自治会連合会として大立ち回りをすることに。
これまで見過ごされてきた問題でした。私も他の自治会の会長たちも、自分が会長になって初めて知ったのです。
たまたま正義感の強い仲間が集まった年度だったんですね。
各自治会で臨時総会を何度も開き、住民の意識を喚起し、団体側と直接対決もしました。
自治会連合として県との交渉や、知事に直訴文まで送って。
その一方で、あら私ってこんなことできちゃうんだ、と発見します。
というか、本当は相変わらず小心者なんです。
でも信念は曲げたくなかったから。
決して一人の力では倒せませんでした。仲間や多くの住民の結束のおかげです。
介護職に就く
自治会運動が治まってから、介護職に就きました。
世間の仕事というものにちょっと疲れて、見栄も欲も必要のない、人間対人間の仕事がしたくなったからです。
いろいろな人の人生を見てきましたので、それが介護の現場で役に立ちました。
この仕事が一番やりがいがあるし、向いているとも思えて、結構楽しかったですよ。
さて、介護職も定年を迎えようという頃、旧友や職場でのやり取りの中、またまた転機が。
このまま嘱託で続け、あとはただ枯れていくのを待つのみなんだろうか…?
せっかく定年になったのだから、仕事100%じゃなくて、今までやってみたかったことをしてみても良いんじゃない?
という訳で、ブログを始めようと思い立ったのです。
呪いから解放されて
時間ができて、これまでいろいろあったなと振り返り、思い出して例の呪いの占いを分析してみました。
この時、完全に呪いが解けたんです!
半世紀も気にしていたとは、物持ちの良いこと。人並みの苦労で済んで、ホッとしましたよ。
もっと早くに解けばよかった!
因みに森のブスは、呪いが解けても美女には戻れません。そういう訳で、顔出しNG。
ハンドルネームのにこみいるは、nico my life の意味です。
nicoは若い頃好きだった喫茶店に置いてあった、雑記帳に使っていた名前。昔はペンネームと言ってましたね。
そういいえばあの雑記帳、ブログのようなものでした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
良かったらこれからも、どうぞよろしくお願いします。
呪いの占いを解いたお話はこちら