雪の白川郷が見たいけれど、雪道の運転は怖い!
日帰りでも良いけれど、暖冬の多い昨今、めったに見られない雪の穂高も見たい!
ということで、高速バスで2泊3日の行程です。
実際に行ったのは2018年2月。2021年現在もほぼ同時刻に高速バスが運行しています。
雪の奥飛騨というと、イメージ的には雪を見ながら温泉でゆっくり…なんですが、雪の中を動き回ってしまいました。
運賃は今年の金額です。
白川郷にて所要時間と費用
名古屋駅の名鉄バスセンター発、白川郷(萩町)まで直通の高速バスがあります。(予約制)
往きは午前中に4本だけです。
8:20 名古屋発で11:02白川郷着。
直前だったので白川郷で宿が取れず、高山で泊まることにしました。
16:15 白川郷発、17:20高山着の濃飛バスに乗るので、滞在時間は5時間。
日帰りの場合は午後に4本のみ。16:30白川郷発が最終、19:16名古屋着です。
観光協会の資料によると、散策に要する時間は2~3時間だそうで、もちろん中に入らず散策だけでも興味深いですが、これだけの時間があれば、国重文和田家や長瀬家・神田家等が充分見られます。
国重文和田家 300円
長瀬家 300円
神田家 400円
合掌造り民家園 600円 です。
ただし、この雪の中ではどこがそうなのか判別しづらく、歩き疲れてもういいや…ということも。
主な道は雪かきしてあって、歩きやすいのですけれどね。
バスターミナルで降りたら、裏手に手荷物預かり所があります。
当時は1日500円、17:00まででした。
11:15 バスターミナル前のメインストリートを左に行くと、集落に入れます。
展望台までのシャトルバスがあるので、先に展望台に行っても良いです。
私が行った時は長蛇の列だったので、午後遅めにしたら空いていました。
毎時20分ごとに出発してましたが、今は10時・11時・13時・14時の各00分・
20分・40分のみ(コロナ禍による制限のため)なのでご注意。(13時は00分なし)
12:30 昼食
飲食店は35軒ほどありますが、多くは「喫茶店」「軽食」です。
派手な看板はないので、観光マップと店先のつつましやかな看板を、よく見て下さいね。
「お食事処」「そば処」の他に、「喫茶店」でも、軽食ならあります。
私は「狩人」という喫茶店に入り、冷たいそばを頼んだら、これがとても美味しかったんで
す。(写真は狩人ではありません)
合掌集落内のマップとバスの時刻・予約については白川郷観光協会のサイトがとても親切ですので、載せておきます。
白川郷での費用
岐阜バス(名古屋→白川郷の場合) 4,000円
荷物預け 500
シャトルバス往復 400
和田家・長瀬家 600
昼食 1,100
他飲食 550
土産 2,050
合計 9,200円
ライトアップは例年なら冬の期間に4日程、日にちを決めて、開催されます。
高速バスの場合は、宿泊でないと無理です。
コロナ禍が治まり、再開されることを願ってやみません。
高山で宿泊、費用
白川郷—高山間は直通バスで約1時間です。
こちらの時刻表も白川郷の方に載っています。こちらをクリックしても。
本数も結構あるので、白川郷で時間を取るか高山で取るかですね。
予約不要の便と、予約制の便がありますのでご注意。
17:20 日没後の到着なので、この日は終わり。
翌朝、宮川朝市を少し歩いてみたのですが、その時の画像が全く残っていません⁉
おかしいな…。
どうやら画像保存の仕方が悪かった様子。
高山での費用
濃飛バス(白川郷→高山) 2,600円
高山宿泊 13,060
合計 15,660円
新穂高・平湯温泉
9:40 高山濃飛バスセンター発で、新穂高ロープウェーまで。11:16着。
15:55のバスで次に行くので、4時間半の滞在です。
高山から先は濃飛バスの路線バス「平湯・新穂高線」になります。
11:30のロープウェーは見送り、まずは入口周辺をウロウロ。
入り口横の木で組んであるテラスには足湯があり、温泉卵や五平餅等を売っている店があり
ます。
昼食前に温泉卵と牛串をいただきました。
階段を上がり、新穂高温泉駅の中のコインロッカーに荷物を預け、
12:00 ロープウェーへ。
毎時2本ずつ運行しています。
第1ロープウェー、第2ロープウェーの途中の鍋平高原には天然露天風呂や足湯があり、写
真奥には雪のスライダーのアクティビティもあります。
でもまずは、第2ロープウェーで頂上の展望台へ。ここは後ほどゆっくり。
12:22 終点西穂高口駅の屋上展望台からは、360度の絶景が見られます。
写真は穂高連峰、一番高いところが西穂高岳です。
肉眼で初めて見ました。なんて美しいんでしょう。
13:10 昼食
駅舎には現在ふもとの新穂高温泉駅と、頂上の西穂高口駅にレストランがあります。
メニュー数はあまりなく、どちらもラーメンやカレーくらい。
中間地のしらかば平駅にはパン屋さんとテイクアウトのお店があります。
ロープウェーの隣にホテル穂高がありますが、ランチはあまり力を入れていない様子です。
何しろ山なので、飲食店がたくさんある訳でもなし、街中のようにはいきませんね。
13:50 西穂高口駅の外は千石園地です。背丈を超える雪の壁の回廊を30分ほど散策。
これも初体験です。
登山をする人のために、千石園地に登山口があります。
14:50 鍋平高原で散策と、足湯と、写真を撮りまくって30分滞在。
15:20 売店で土産物を見る。
15:55 福地温泉・平湯温泉方面のバスに乗車。
机上のプランでは、福地温泉の「青だる」のライトアップを見てから、平湯温泉に向かおう
と考えていました。
でもバスの運転手さんから、これからの時刻で途中乗車はやめた方がいいとのアドバイス。
そのまま平湯温泉へ直行しました。
福地温泉・平湯温泉方面へのバスは、1時間に1本ですが、福地温泉に停まるのは1本おきです。
あとでわかりましたが「青だる」を見るのには20分もあればよいので、宿泊客でない者が、日没前後2時間も時間をつぶせるところがないのです。
ああよかった。
16:28 平湯温泉着。乗車時間は約33分。
チェックイン後、夕食まで時間があるので、1時間半ほど宿の周辺を散策してみました。
特別なライトアップでなくても、きれいじゃありませんか? ちょっとピンボケ。
19:00 夕食後は平湯大滝のライトアップを見に行きます。
シャトルバスがありますが、降りてから滝までは雪道を20分ほど歩きます。
途中の道にもライトアップがされています。
滝に近づけるのはここまで。青いのが滝です。凍っています。
20:00 宿に戻り、温泉、温泉。
新穂高ロープウェー~平湯温泉での費用
濃飛バス(高山→新穂高ロープウェー) 2,200円
コインロッカー 200
テラス飲食 600
ロープウェー往復 3,000
(web乗車券販売が始まりました。月により2,700~2,800円)
ロープウェー駅で昼食 800
土産 2,024
濃飛バス(新穂高ロープウェー→平湯温泉) 910
平湯温泉宿泊 12,790
合計 22,524円
福地温泉に向かう
8:50 平湯温泉の町を散策。
夕方見たのとはまた趣が違いますね。
雪でなければ、あちこちに足湯や露天風呂があるようなのですが、雪に埋もれてしまってい
て、道もなし。
利用できるのは「ひらゆの森」だけのよう。
男湯7つ、女湯9つある温泉リゾートです。
こちらに泊まっていれば、昨日のうちに露天風呂三昧できたかな。
日帰り入浴の営業は10:00から。
福地温泉が心残りで、ちょっと戻ることにしたので、今回は無理みたい。
10:40 バスに乗る。
福地温泉はやっぱり停まる便数が少ないです。
乗ってしまえば10分で着くんですが…。
10:50 福地温泉着。
この氷柱が「青だる」だそうです。
これをライトアップしたんですね。
他にも雪像ができていました。
横道に入って行くと、いい感じの「福地朝市」や「昔ばなしの里」があります。
11:15 立派な建物の一角に、素朴に愉快そうなお店?があるので、入ってみました。
なにしろ店名が「お食事処 田項家」なのか「五平餅村」なのかわからないという…。
「石動の湯」の入り口もあるし。
囲炉裏とたくさんの本があり、喫茶軽食もできる所のようです。
雪のせいか、何の音も聞こえず、とーっても静か。
ここでお店のおかあさんとおしゃべり。
地元の方ですが、毎日通いで来ているそうです。
親戚に来たような感じで、ゆっくりできました。
そのうちにお昼になったので、五平餅と焼きうどんで昼食。
食事後は廊下を通って隣の化石館を見に行きました。
「田項家」「福地化石館」「石動の湯」はつながっているんですね。
これらをまとめて「昔ばなしの里」というのかな?聞き忘れました。
12:30 おかあさんとお別れし、集落内をくまなく歩き回りました。
しっとりと落ち着いた雰囲気の集落です。
お母さんと福地朝市の方以外、誰にも会いませんでした。
14:16 福地温泉発、15:31高山濃飛バスセンター着。
16:00 高山濃飛バスセンター発、18:45名古屋着。
平湯温泉~帰路
濃飛バス(平湯温泉→福地温泉) 430円
濃飛バス(福地温泉→高山) 1,840
濃飛バス(高山→名古屋の場合) 3,100
福地朝市 950
福地温泉昼食 930
合計 7,250円
白川郷~奥飛騨温泉まとめ
このプランでイメージ通りに雪を見ながら温泉なら、「ひらゆの森」に泊まるべきでしたね。
ゆっくり温泉がメインなら、あちこち動き回らず、せいぜい2か所くらいが良いでしょうか。
私は雪景色がメインでじっとしていられず、こうなりました。
白川郷~奥飛騨温泉郷 2泊3日 総額 54,634円でした
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