北海道では冬に白鳥が見られると聞きましたが、あちこちの見られるという場所で、ことごとく空振りしている私。
せめて鶴でもいい、と言ってはいけませんが、見られればラッキー。
十勝川周辺の、教えてもらった道を歩いていたら、普通の畑の中に本当に鶴がいました。
どこの畑でも見られるという訳ではないようですが、この道ならかなりの確率で見られるそうです。
十勝川温泉アクアパークに行ってみた
本当は、たくさんの白鳥が見られるという、十勝川アクアパークを目指したんです。
この朝豊頃町のジュエリーアイスを見るために、バス&タクシーパックを利用しました。
帯広駅からバスに乗って、幕別駅でタクシーに乗り換え、大津海岸に向かうというものです。
帰りはその逆。
地図を見たら幕別駅はアクアパークに近いので、もしやバスを途中で降りれば良いのではないかと思ったのです。
十勝バスの方もそれでいいですと言われ、降りるバス停を教えて下さいました。
時刻は朝の9時。広い空、広い道です。
信号まで戻って左手に渡り、まっすぐ歩くとアクアパークのある十勝中央大橋に着きます。
途中の畑には、何かの足跡が残っていました。何かな。
気温はおそらく氷点下ですが、大津海岸でのマイナス17℃にも寒くなかった着こみ方をしているので、全然平気です。
でも遮るものが何もないので、風が強かったです。
遠くからでも見える十勝中央大橋を目印に、とにかく歩きます。
この橋は「白鳥大橋」とも言うらしいですね。
橋の上から見た白鳥2羽です。
下の写真の合流地点の少し上に、鶴も数羽いました。
遠くてよく見えませんが。
今年はアクアパークに白鳥が来ない
渡り切った最初の交差点から右を見ると観光ガイドセンター(十勝ネイチャーセンター)がありました。
ここまで徒歩で約40分。車なら数分ですね。
玄関横の案内板で位置を確認して、ガイドセンターで情報をもらおうとしたら、なんと今年は白鳥がいないとのこと!
護岸工事をしている関係で、寄って来ないのだそうです。
ガイドセンターの方も言ってみえましたが、こんなこともあるので、事前に電話等で確認してから訪れた方が良いです。
鶴ならいるかもしれないと教えてもらったので、とりあえず、行ってみることに。
ホテルの前に、河川敷に降りる階段があります。
脇にはスノーモービルが置いてありました。
例年なら11月初旬頃から5月初旬にかけて、多くの白鳥が飛来し越冬するそうです。
白鳥だけでなくマガモ等の水鳥たちが、埋め尽くすほどなんだそうですが。
でも、広い河川敷のどこにも、何もいません。残念。
橋を戻ります。
この川幅全部が十勝川です。広いですね。
地図上ではこの少し奥(上流)で、士幌川や札内川が合流しているようです。
鶴のいる畑に向かう
畑の中の鶴のことは、タクシーの運転手さんも言ってみえました。
この辺りでは有名なのかもしれません。
橋を渡った最初の信号を、右に曲がり、ひたすらまっすぐ歩きます。
かなりの距離を歩きますが、車ならほんの数分です。
民家の横の畑に7羽ほどいました。
このあたりの民家の方が餌付けをされているので、ほぼ確実に居ついているとのこと。
しばし見ていてもあまり動いていないですが、私が来る前は道端まで出ていたようです。
道端の雪に鶴の足跡がいくつか残っています。
別の畑にも別の個体が10羽ほどおり、こちらでは3羽が飛び立ちました。
双眼鏡があると良いですね。
すれ違った車の方も気がついたようで、車を停めてしばらく見ておられました。
バスは本数が少ない
鶴と分かれてしばらく歩くと国道38号に出ました。
バスを降りた時の道と同じ道のようです。
最寄りのバス停の時刻は、ラッキーなことに数分後にバスが来る様子。
基本的に2時間に1本のようです。
北海道の広さと人口を考えると、なるほどこんな感じなのかと思いました。
乗ってしまえば帯広駅には15分程で着きます。
車ならあっという間に通り過ぎる道ですが、冬にこちらを通ったら、畑の方を見てみて下さい。
じっくり見る時は、ちゃんと停止して見ましょうね。
アクセス・お問い合わせ
鶴が見られた地点は下の通り。
お問い合わせ
十勝川アクアパーク
北海道河東郡音更町十勝川南11
0155-32-6633
十勝ネイチャーセンター
0155-32-6116
十勝バス 帯広駅から、十勝川温泉線「第一ホテル」下車
車の場合 帯広駅から20分程ですが、専用の駐車場がありません
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