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岐阜城・岐阜公園、コンパクト観光の所要時間と費用/駐車場

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2020年10月30日、岐阜城に行ってきました。

岐阜城と岐阜公園、そのごく周辺に見どころがかたまっているので、コンパクト観光と名付けてみました。

筆者は車で行きましたが、バスでも便利。「JR岐阜駅」から「岐阜公園歴史博物館前」までバスで15分程です。

下車した目の前?でそのまま一日遊べます。もちろん車でも。

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岐阜公園周辺に市営駐車場があります。

一方通行が多いので、注意してくださいね。

市役所のHPに同じ案内図が見つからなかったので、当日もらったものを載せておきます。

画像をクリックすると拡大されます。

最寄りである大宮町バス駐車場は、バスと障害者・妊産婦等専用です。バス18台、障害者用12台。

8:30~21:00(鵜飼い等のイベントにより延長あり) 障害者・妊産婦等無料

2024年現在は空き具合により一般車も駐車できる場合があります。

その場合1日につき310円。1時間までは無料

堤外駐車場は143台収容、1日につき310円、1時間まで無料です。

8:30~21:00(鵜飼い等のイベントにより延長あり)

日中友好庭園前にある堤外第2駐車場は36台収容、1日につき310円、1時間まで無料です。

8:30~21:00(鵜飼い等のイベントにより延長あり)

ちょっと離れた河川敷にあるのは、鏡岩緑地駐車場とも河川敷無料駐車場とも言って、279台収容です。

終日駐車可能。終日無料ですよ。

河川敷なので、増水の心配がある時は停められません

ここが一番遠い駐車場ですが、ロープウェー乗り場まで徒歩8分。

筆者はここに停めました。

出入口に昔のレンガ造りの塀が珍しい「岐阜市上水道鏡岩水源地」の建物があり、桜の時期が美しい護国神社や、御手洗の滝などの小公園もあり、道中飽きないです。

鏡岩水源地の前の道は、右に行っても左に行っても桜並木なんですよ。

長良河畔桜
長良河畔

護国神社も、岐阜公園に入る前の日中友好庭園も、桜とのコラボが良い雰囲気。

桜の季節はこれらも両方見られるので、鏡岩緑地駐車場は特におすすめ。

日中友好庭園
日中友好庭園

11:40 鏡岩緑地無料駐車場に到着

     岐阜公園に向かう。護国神社・御手洗の滝・遊歩道を通る。

11:50 岐阜公園内

12:00 ロープウェーに乗る。(10分間隔で運行、所要時間4分

     降りてから城まで山道・石段を登る。

     写真を撮りながら、時々案内板を読みながら、30分

     ※入城待ち 5分

12:45 岐阜城 所要時間30分

     展望レストランまで山道・石段 15分

13:30 ※レストラン順番待ち

14:00 昼食 食後展望台で5分

14:30 展望台からリス村へ山道・石段 15分

14:45 リス村 所要時間10分

15:00 ロープウェー

15:10 光秀横丁(土産店) 20分

15:30 岐阜公園内散策~信長居館跡 所要時間30分

信長居館址
信長居館跡入り口

     川原町まで 徒歩10分

16:10 川原町散策 所要時間30分

     駐車場へ

16:50 駐車場着             合計約5時間でした。

山の上だけで3時間かかりました。

※ 大河ドラマ放映中の時期とコロナ対策の人数制限があったので、入城とレストランの待ち時間が長めでしたが、現在はそれほどでもないかと。

同じ敷地内に「名和昆虫博物館」や、「岐阜市歴史博物館」「加藤栄三・東一記念美術館」があります。

休憩所や茶屋が何軒かありますので、休憩時間も必要かも。

すぐ近くに斎藤道三・義龍ゆかりの常在寺や、3大大仏の岐阜大仏もあります。

う~ん。全部行くには時間が足りないか。

駐車場          無料 (又は310~330円)

ロープウェー往復 1,100円 (たまたまJAF会員のため、1,000円でした)

岐阜城入場料     200円

リス村        200円

昼食代      1,280円 (手ごろな一番人気890円が売り切れ)

 合計      2,780円

岐阜城はなにしろ山城なので、登り降りがけっこう大変。

ロープウェーがありますが、降りてから城までは歩きです。

距離は大したことないのですが、山道!石段!かなり急です。ヒールの高い靴はお勧めしません。

慣れた方はそれなりのシューズ、リュック、トレッキングポールって言うんですか?でいらしてます。

お城自体は徳川家康により廃城・解体されたり、再興天守も戦時中の失火で焼け落ちたりして、昭和31年に資料館の形で再建されたものなので、城単体で国宝級の姿を期待される方はがっかりされるかもしれません。

でもね、この山城が良いんですよ。

城の建物ではなく、山全体を城としている所に特徴があるんです。

ロープウェイを降りた後の所々に昔の地図と、その地の説明が書いてある案内板があります。

それによると、山頂近くの馬場まで馬で来たとか、山の尾根を防御に利用したことなど、戦国時代以後の平城とは異なる点がわかって面白いんですよ。

ぜひ案内板も読んで行って下さい。というか、読まなきゃダメ!

でないと、せっかく来たのにもったいない!

下を向いてRPGなんてやらなくても、目の前に冒険の舞台があるんですからね。

目の前の、なんの変哲もなさそうな岩が実は一ノ門跡の巨石だったりします。

2011年、ふもとから山上にかけての城跡が「近世城郭の成立を考える上で重要」として、国の史跡に指定されているんですよ。

岐阜城太鼓櫓案内板
ロープウェーを降りて城へ向かう
城は目の前
岐阜城からの眺望
天守からの濃尾平野の眺望

天守から、南の濃尾平野の方を眺めると、はるかに名古屋市のツインタワーらしきものが見えます。

ということは、それより近い小牧山城址・犬山城・墨俣城も、見えているはずですが、残念ながら判別はできませんでした。

その昔はもっと空気も澄んでいたでしょうし、建物もここまで密集してなかったと思うので、恐らく見えていたのではないでしょうか。

城主気分を満喫したので、展望レストランへ。

当時はコロナ対策で席数を制限していたため、けっこう待ち時間がありました。

展望レストランのランチ

サラダ付きで手ごろな分量とお値段の、「光秀味噌カツ丼」890円が、良かったのですが、さすがにこの時間には売り切れ。

ほかの890円も良かったのですが、今日はこれで。「みそかつ定食1,280円」。

ボリュームたっぷり。

街中のレストランのように、美味でした。

食後は急な石段を降りて、リス村へ。

展望レストランからリス村へ
リス村

リス村に居るのは台湾リスという種類だそう。

園内ではエサをやったり、リスと身近に触れ合えます。

実は囲ってある網の外に野生のリスもいて、囲いに近づいてくる時があるんですよ。

ふもとの登山道入り口や梅林公園などの山際でも、野生のリスを見かけることがあります。

すぐ近くに繁華街や市街地があるのに、なかなか珍しいですよね。

ロープウェー駅へ降りる

山頂からロープウェイ駅に降りるだけでもかなり急角度の道ですが、幼稚園児もがんばってます。

地元ならでは。

疲れたら甘いものでも。気軽な茶屋がいくつかあります。きちんとした抹茶処も。

麓の岐阜公園内 気軽にお茶屋

岐阜市歴史博物館まで歩いてくるともう見えそうな、岐阜大仏のある正法寺や、角を曲がれば斎藤道三ゆかりの常在寺も、あと数分の距離です。

バスで来られた方は、ここから岐阜駅方面行きのバスに乗れば、全てのバスが名鉄岐阜駅・JR岐阜駅に停まるので安心。

筆者は車を置いた駐車場に戻りつつ、川原町の古い町並みに行きたかったので、北へ向かいました。

公園のはずれから長良橋の西側の脇道に入って行きます。

徒歩10分かかるか、かからないかで着きます。

川原町の町並み
川原町の脇道

しばらく見て回り、夕方の薄暮になってきたので、ここから東にまっすぐ歩いて駐車場に戻りました。

このように狭い範囲にギュッと詰まっているので、車を動かすよりどうしても、歩くことになります。

筆者は駐車場に戻る必要もあり、川原町の古い町並みも歩いたので、万歩計がなんと15,000歩になりました。

このエリア以外も行くなら、やっぱり車が便利。

長良橋を北に渡ると、信長ゆかりの崇福寺や、道三塚があります。

長良川プロムナード(対岸の散歩道)を歩いて、金華山を横から眺めるのもいいですね。

隣の山県市まで行くと、大桑城や光秀ゆかりの桔梗塚があります。

長良川周辺に観光ホテルもたくさんあるので、ゆっくり時間を取って、回るのも良いと思います。

どうぞご参考に。

岐阜城の歴史的価値とは何なのか 写真多め、詳しい案内はこちら

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