藤の花の季節ですね。
三重県津市、かざはやの里の藤が圧巻だと聞いて、やって来ました。
梅の花の季節にも伺ったので、おおよその規模については予想ができたのですが、実際に咲き誇っているのを見ると、本当にすごいですね!
藤というと藤棚を思い浮かべますが、こちらでは藤棚はもちろん、1本立ちや他の木に絡ませる方法など、いろいろな形で見られるんです。
こういう藤の鑑賞のしかたもあるんだ、という発見!
植えられている所の地形も変化に富んで、気持ちも広がる感覚になりますよ。
自然と花が好きな方におすすめ。
そうそう、券売機には要注意です!
2026年4月24日の様子をお伝えします。
かざはやの里の園内はとにかく広い!

かざはやの里全体の面積は68,000㎡だそうです。
上のイラストマップで一番広いのがあじさいエリア、次に梅エリア、3番目が秋桜エリア、でしょうか。
藤のエリアは4番目のようですが、下の写真を見て下さい。
この日は少し曇っていたのでやや見にくいですが、向かいの丘に目一杯広がっているのが藤エリアです。
横に広がるだけじゃなくて、奥行きもありますからね!

そして藤棚だけでなく立ち木仕立てになっていたり、他の木に絡ませてあったりして、このエリア以外にも所々に藤の花が見られるんですよ。
下の写真は受付前の木ですが、まさしく季節限定のWelcome Tree!
こういうのがあちこちにあるんです。

入園料は変動制なので、券売機には要注意

広い駐車場の前に入園口があり、ここに本日の入園料の表示があります。先ほどの受付はこの坂の下。
シニアには少しきついかもしれない坂ですが、無料の送迎カートに乗れば園内の茶屋あたりまで送ってもらえるので、膝が不安な方も安心です。
本日の入園料は大人1,500円、中高生750円、障害者手帳保持者・小学生以下とペットは0円。
花の咲き具合によって金額も変わるのです。
大人であれば300円~最高1,500円なので、本日は満開、まさに見頃!というわけですね。
上から咲き具合を見渡し入園料と比較して、や~めた、とここで引き返すことができるのも、良い点かもしれません。
筆者は梅の季節に1回目はそれでパスし、改めて見頃の時に来ることができました💝。
受付(料金所)は坂の下ですが、入園料はその横の自動券売機でチケットを買うのがスタンダード。
いくつかボタン?があるので、お間違えなく。
落ち着いて、「本日はコチラ」の所を選んで下さいね。
中高生は右側の小さい黄色のボタンです。
クレジットも使えますが、差し込み式のものは対応していません。
係の方にチケットの半券をもいでもらって、さあ入園です。
カートを利用された場合は、カートの中で運転手さんに支払えば良いようです。

入園料が高いと思われるかもしれませんよね。
でもね、花を育てるのって実に費用がかかると思うんですよ。
自宅で自分たちが楽しむだけならともかく、たくさんの人に満足してもらうようにきれいな状態を保つのって、大変じゃないですか。この広さですし。
おまけに1年お世話をして、開花後見ごろになるのはわずかな期間。
筆者はあちこちの花めぐりをしていますが、時々こんなに安い入園料で大丈夫かと思っていると、やっぱり閉園になったり、料金変動制にしなかったために、高いままの料金で花がほとんど終わっていたり、という事もありました。
それを思うと料金変動制って、むしろ良心的なのではないかと…。
今どきはそうなっている所が多いですけどね。
そうそう、有名な花手水が途中にありますが、カートは通り過ぎてしまうかもしれないので、ご注意。
ただこの日は何も浮かんでいませんでした。アレ?

2026藤・ネモフィラまつり
4月17日から5月10日まで、「2026花と祈りの藤・ネモフィラまつり」が行われます。
撮影会や大道芸、キッチンカーなども出店されるようですよ。
詳しくは公式HPでご確認ください。
入り口で乗ったカートは茶屋の前まで送ってくれますが、ネモフィラの方に行くならこの道標のある三差路まで少し戻り、右の道へ。

梅林を抜け、突き当りを右に曲がった秋桜エリアに、今は一面のネモフィラが見えて来ます。
今年から始められたそうですが、明るいブルーがやっぱり素敵ですよね。
なんと7,000㎡だそうです!

一株だけ、これは花菱草でしょうか、遊びに来ていました。どこからのお客さんかな。

藤がのびのびと育っています
この木は先ほどのネモフィラの園への途中にある、藤エリアではないところにあります。
なんと1本の大木を藤が覆い尽くしているではありませんか。
戦慄の生命力と繁殖力!

他にも仲の良いカップルのような木とか。

この時期には自然の山々でも藤の花が見られます。
こんな感じで他の木を支えに、やはり覆い尽くすように咲いているのですが、筆者は山でこの咲き方を見ると怖くなるんですよ。
でもこんな風に管理されているなら、安心して見ていられます。
他にもいろいろな仕立て方で楽しい!
園内の藤の数は900本だそうです。
それらがいろいろな仕立て方をされていて、訪れる人を楽しませてくれるんですよ。
藤棚が斜面に沿って扇形に作られている所では、何段にも重なって見えるのも素敵です。


これは藤とネモフィラのコラボ。
藤棚ではなく、のれんのように作ってあるのも珍しいですね。

藤を自身だけで一本立ちにすることもできるんですね。
立ち木仕立てと言うそうです。
園内にはまだ若い立ち木仕立てのものが何本かありましたけど、この子たちの将来は藤棚か、それともアーチにでもなるのかな。
そのまま立ち木の巨木になるのかもしれませんね。

こちらは藤のカーテン。
この花房の長いのは、恐らく九尺藤という種類でしょう。
1尺が約30㎝なので、×9なら270㎝という所ですが、さすがにそこまではなくても、1mはゆうに超えています。
「長い」という意味で付いた名でしょうね。

大きな藤棚は、下から見上げると一面の藤!

いろいろな種類の藤が植わっているので、こんな色のグラデーションも見られます。
きれい!
本紅藤・黒龍藤・九尺藤・長崎一歳藤だそうです。

大きな円形の藤棚の下に入ると、森の中に入り込んだような気分になります。
森の奥には白いテーブルと椅子が置いてあって、ほんのり明るい。
おとぎ話の主人公になったような錯覚を起こすかも。

至近距離で花房が観察できる
藤棚は素敵ですが、ほとんどは頭上高くに花があって、間近には見られないのを少し残念に思うこともありました。
ところがここでは目の前に花があるので、とても嬉しいのです。
藤の花の香りを直接嗅ぐこともできますし。
例えばこの八重黒龍藤ですが、遠目にはぶどうの房のようにしか見えないのです(筆者の目が悪い?)…。

でもここでは立ち木仕立てになっているおかげで、至近距離で見えました。
まるでストックの花を逆さにしたようではないですか。
不思議。藤はマメ科、ストックはアブラナ科なんですけどね。
でも筆者的には大発見!

これは九尺藤かな。
目の前で風に揺れてます。香りもすてき。

所要時間は約1時間半

これは受付近くの建物の前にある白藤。大きな木です。
こうして広いかざはやの里を一周して、筆者の藤まつりは終了です。
園の中心付近にある花乃丘神社一帯は、梅の時期に巡ったので今回はパスしました。
写真を撮りながら、香りを嗅ぎながら、シニアの足でほぼ1時間半。
今回はカートを利用していません。
藤が終われば次はあじさい。
園内を見てきたところでは、茎も葉も成長してきているので、また1か月半後が楽しみです。



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