いなべ市農業公園の一面の梅の花！これでもまだ一部だなんて

三重県と岐阜県の境に、周りを山で囲まれた「いなべ市農業公園」があります。

ここには東海地方で最大級の「いなべ市梅林公園」があるんです。

今年はコロナのせいで、一部しか見られないとのことでしたが、２０２１年３月１０日、行ってきました。

外からしか見られないかもと覚悟して行きましたが、いえいえ一番見たい、一面の梅の花は見られました。

きれいでしたよ！

農業公園は２つのエリアがある

「エコ福祉広場エリア」と「梅林公園エリア」です。

ちょっと離れていて、歩きでは３０分程かかる距離ですので、googleマップやYahoo！カーナビでは「いなべ市梅林公園」と入力してください。

普通のカーナビだと検索結果なしと表示されることもあるらしいです。

その場合は所在地の番地まで、「いなべ市藤原町鼎かなえ７１７」を入れて下さい。

３０７１番地はエコ福祉広場エリア（ゴルフ場や管理事務所、ぼたん園のある方）です。

ちなみにライブカメラがあるのはゴルフ場の方なので、梅の開花状況はこのライブカメラではわかりません。

２０２１年３月１０日現在の開花状況

つぼみもかなりたくさんあるし、地面には散っている花びらもかなりあるし、８分咲き？満開？

……見頃です！

おそらく、早咲きや遅咲きなどの種類がたくさんあって、全体としては開花期間が長いのでしょうね。

まだまだこれからも咲く感じでしたよ。

梅まつり中止なので入園は無料、でもお願いが

今年の梅まつりは、コロナウィルス感染防止対策のため、残念ながら中止。

下の駐車場の写真の、左側に写っているかまぼこ型の建物は、直売施設です。

本来は花苗や食べ物を販売しているのですが、今は固く閉ざされていました。

トイレはこの横に独立してあるので、大丈夫です。

てっきり散策路の中には入れないと思っていましたが、入れました。

入園料は、もともと市営なので５００円と安いのですが、なんと無料！

その代わりに「お願い」として、今後の維持管理のために「入園料程度の寄付を」という貼り紙があります。

５００円なら安いですよ、ぜひ協力しましょう。

農業レストランフラールは営業している

帰りに素通りしてしまいましたが、エコ福祉広場エリアにある「農業レストランフラール」は営業しているようです。

１１：００～１４：００　水曜日定休日

ビュッフェ形式はどうなっているのかわかりません。

お問い合わせは農業レストランフラールまで、電話にてどうぞ。

駐車場から展望台へ

平日の朝１０時ということもあって、車もまばらでした。

ナビに従うと、一番上の駐車場に着きました。

見下ろすと、まだ下にも空いてる駐車場があったので入れ直しました。

下に降りる階段もありますが、このまま左に行って先に展望台でも良いかと。

梅林エリアはさらに２つのエリアに分かれている

展望台からは梅林が一望できます。

この梅林も、２つのエリアに分かれているんです。

庭園風の花梅を中心とした「梅苑」と、実梅を中心とした「大梅林苑」です。

上の写真は「梅苑」の方で、左奥にかすかに見えるのが「大梅林苑」です。

実は開花状況も、「梅苑」と「大梅林苑」では全く違っていました。

下の写真は「大梅林苑」に少し入った所です。

まだほとんどがつぼみでした。

大梅林苑の奥の方に行くと、途中のフェンスが閉じられていて、その先には行けませんでした。

本当ならこの先にもとても広い梅林があるんですが、どのみちつぼみなら、あきらめもつきますね。

花を観賞するための「花梅」が庭園風の梅苑に

「梅苑」の方に入ると、展望台からは一面に見えた梅林が、たくさんの散策路で区切られています。

それも大梅林苑との違いですね。

道の中程まで枝が張り出し、花に囲まれている不思議な感じ。

枝垂れ桜ならぬ、枝垂れ梅もすてきですね、華やかです。

紅い枝垂れ梅って、珍しくないですか？

枝垂れではない、上に枝を伸ばすタイプのブロックもあります。

枝垂れと比べると華やかさには少々欠けますが、可憐で清楚。

梅は花の１輪１輪を愛で、桜は木全体を愛でるといいますが、その言葉通りです。

下の写真は１本で紅白の花が咲く、「思いのまま」という品種です。

白い花と、真っ赤ではありませんが、ピンクがかったつぼみが見えます。

梅苑の中程にある、青い屋根のあずまやが見えています。

これも良い雰囲気。遠目に見るのが良いのです。

花びらが散った道の上も紅白できれい。

水路の上には花筏も。

いつまでも居られそうですが、この辺で。

中に入れて良かったですが、梅苑の外から見てもきれいですね。

来年は梅まつりが無事開催されるよう、祈ります。

アクセス